オフセット印刷ではデータを網点と呼ばれる小さな点のパターンに変換します。これをスクリーニングと言い、高精細印刷では網点が繊細なため細部の表現力が向上し色鮮やかで高品質な印刷物に仕上がります。弊社では安定した240線の高精細印刷が標準仕様です。

再現性の高いStaccatoスクリーニング

弊社ではTrendsetterという、実績と定評のあるテクノロジーを搭載したコダック社製のCTPを使用しています。
競争の激しさが増す市場環境において、生産の省力化と安定性、および品質への信頼性でお応えいたします。
Trendsetterは、プロセスコントロール、最大450線までの高細線、20ミクロンおよび10ミクロンのKodak Staccatoスクリーニングなど、Kodak SQUAREspotサーマルイメージングの大きなメリットが活用できます。
その中でも Staccatoスクリーニングは再現性が高く自然で、ディテールが鮮明、シャープでクリーンな画像再現を可能にします。また、ハーフトーンのロゼッタ パターンやスクリーンモアレ、グレー階調の制約、トーンジャンプといった問題が低減されると同時に、RIP処理（レンダリング）時間のスピードも影響を受けません。Staccatoスクリーニングは、ドット ゲインやウェット トラッピング、用紙色による色のにごりなどの変動要因を抑えることで、安定した階調と色調を提供します。

最新のStaccatoスクリーニング技術と鮮明かつ安定した印刷物をご提供します。

Staccatoスクリーニングは、FMスクリーニングとAMスクリーニングの長所を備えています。
Staccatoスクリーニングが提供する画像は忠実度が高くディテールが鮮明です。印刷機での色安定が高く、品質向上の実用的なツールとなり、印刷物の一貫性に大きく寄与します。

薄いインキ皮膜により多様なメディアに印刷可能

Staccatoスクリーニングでは従来よりも薄いインキ皮膜で印刷するため、多種多様なメディアへの印刷が可能です。AMスクリーニングよりも早く乾燥するので、両面印刷での処理効率が高く、裏移りが少なく、最終的な仕上げまでの時間も短縮されます。